2004 フローターマスターズ・トーナメント
2004・9・12 茨城県・牛久沼(稲荷川)
レポート by:王 惠龍
F.B.I.フローターマスターの2004年度の第7戦は9月12日茨城県の牛久沼にて開催されました。
当日の天候は晴れで水温は21度前後でしたが、魚の活性はあまり高くなく、どちらかと言えばタフ。 各選手とも魚をキャッチするのに苦労をする中、牛久沼のスペシャリストの藤井氏が本領を発揮して見事なキロアップのキッカーフィッシュを含むリミットを持ち込み優勝。 2位には手堅い釣りで2本をキープした神戸氏が、そして3位には初入賞の田山氏が入りました。
←入賞者の皆さんを囲んで参加者全員で記念撮影です。 タフな中、みなさんご苦労様でした。
フォトレポート
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ウィニング・パターン
優勝: 藤井将之 氏
  • 釣ったのは西谷田川 細見広場上流と西谷田川出口付近のオダです。 川の真ん中にポジションを取り、両サイドに向かってスピナーベイトを投げ通しました。
  • 釣り方は2種類。水深0.5〜1m程度のただ巻きと杭に当てながらのリフト&フォール。
  • 使用したルアーはイラプション1/2ozダブルウィロー、トレーラーにフラグラブ(シナモンブルーフレーク)です。
  • 朝一に良い魚が捕れたことが本当にラッキーでした。  それにしてもスタート地点から6kmくらい離れているこの場所にまさか4人がバッティングするとは・・・。
  • 小田さんとはプラの時点からポイントが同じで、小田さんも良い感触をつかんでいたと思うんですが、 朝の1時間程度の間、この場所を一人で釣らせていただいてました。  その間に2本をキープすることができたので、今回の結果につながったと思います。  本当に感謝します。
2位: 神戸俊郎 氏
  • 夏から秋にかけての微妙なコンディションの牛久沼・・・正直、パターンなんて立派な物は持ち合わせていませんでした。
  • ただ、前日のプラでブレイクから深いところにかけて、巻き物でチェック・・・引き倒したにもかかわらず、全く反応無し。 なので、なんとなく、オダ、葦といったストラクチャー周りをスローに釣りたい気分でした。
  • 朝一、西谷田の河口にある、オダに入り、30分ほどで2本キャッチ・・・最先の良いスタートでした。 が、その後は、バイトはあるもののミス連発!10時頃になると風もぱったりと止まりどピーカンに・・・本湖の葦等も試しましたが、バイトも無くなり、終了となりました。
  • ルアーは4inセンコーのノーシンカー。色はウォーターメロン/ホワイトのツートンと赤を混ぜた(混ざった??)奴でした。
  • ウェイインはまるで桧原湖戦(1位の人だけ牛久でした)・・・ 微妙な接戦に勝ち、2位となったことは本当に幸運だったと思います・・・流れが向いてきた感じ・・・次につながることを期待しています。
3位: 田山康洋 氏
  • 2週前、西谷田川で30cm弱1本、前日、東谷田川でノンキー1本、バイトば二日とも2−3回で全てパラ葦だったので、とりあえず朝一西谷田川出口に向い、パラ葦を打ちながら上流へ進むがノーバイト。
  • 数年前、9月上旬に北浦上流の1m前後の杭で、40Up3本釣ったを思いだし、細見広場上流へ行こうと思ったが、杭は既に藤井さんが釣ってると思い、鰻を捕る仕掛が付いてる思われる細い杭に変更し、細見広場上流へ移動。 細い杭を打ちながら、ポンプ小屋まで進む(2週前に30cm弱を釣ったパラ葦も打つ)が、途中に見付けた水中に沈んだ杭で、ノンキー一本のみ。
  • 葦を打ちながら下る途中、新たに水中に沈んだ杭を発見。 少し距離を取り4インチヤマセンコーノーシンカーをキャストしズル引くと、一投目にバイトは有ったが乗らず。 二投目もズル引き途中杭に引っかかり、外した後そのままフォールさせると、またバイトが有り、これがようやく一本目。その後の、1−2投目でまたバイトは有ったが乗らず、そのままフォールさせ数十秒ステイさせると、ラインが動いていたので合せると、二本目Get。 その後は何も無し。
  • 釣ったルアーは、全て4インチヤマセンコーノーシンカーで、カラーはグリーンパンプキンに黒フレーク入り。 使用したフックは、3/0のオフセットフック。
  • 偶然見付けた杭で釣れ、低ウエイトで僅差でしたが、トーナメント初入賞出来、とてもラッキーなトーナメントでした。